バレニクリン 飲む禁煙治療薬が禁煙できるワケ

服用者の44%が禁煙に成功 経口禁煙補助剤バレニクリン

 「米国医師会雑誌」(JAMA)の最新号は、FDA(米国食品医薬品局)が5月に承認した経口禁煙補助剤「チャンティックス」(一般名バレニクリン)の第V相臨床試験の結果を掲載した。

 それによると、バレニクリン(1mg)を1日2回、12週間服用した患者の約44%が禁煙に成功した。これに対し、同じ経口禁煙補助剤「ザイバン」(一般名ブプロピオン、150mg、国内未承認)を1日2回、12週間服用した患者の禁煙率は30%にとどまった。また偽薬を同期間服用した患者は18%だった。

 さらに別の第V相臨床試験では、バレニクリンを12週間服用後に禁煙した患者に、バレニクリンまたは偽薬をさらに12週間続けて投与した。その結果、24週間後にはバレニクリンの服用患者の70・5%が禁煙を続行、プラセボに切り替えた患者の禁煙率は50%に低下した。主な副作用は吐き気、頭痛、睡眠障害などだった。

 バレニクリンは医療用禁煙補助薬ではほぼ10年ぶりの新薬。米ファイザー社が開発し、米国では8月中に発売の見通し。日本では厚生労働省に製造販売の承認を申請中。世界保健機関(WHO)によると、喫煙による健康被害は深刻で、世界では8秒間に1人が喫煙関連疾患で死亡し、ほぼ同じ割合で誰かが喫煙を始めているという。(南里秀之)

 (くまにちコム「健康・医療」2006年7月7日付)



こちらは、バレニクリンの臨床結果に関する記事です。


なんと、バレニクリンを1日2回、12週間服用した患者さんの実に半分弱が禁煙に成功したというのです。他の禁煙治療薬が同条件で30%、18%という結果を見ても、いかにバレニクリンが禁煙治療薬として有効かが見てとれます。


このバレニクリンは、禁煙薬としては珍しい経口剤。禁煙パイポや貼る治療薬と違って、目立つことがないので、人の目を気にすることもありません。継続性という意味でも、これなら続けられると思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。


また、バレニクリンの最も特徴的なことに、「ニコチンを含まない」ということがあります。実は、今までの禁煙治療薬というのは、少量のニコチンを含み、その中でたばこを吸わないでも快感を得られるようにできていました。ですから、ある意味では、抜本的な解決になっていなかったのです。

ただし、バレニクリンは違います。

ニコチンをまったく含まないため、抜本的な禁煙対策になるのです。


気になる副作用ですが、臨床の結果を見る限りではそれほど大きな副作用はないようです。ただし、あくまで処方箋なので、ドクターの診察のもと、正しい服用を心掛けなければなりません。


<<バレニクリンの含有物に間する記事>>
 「バレニクリン」の原材料は、60年代後半に旧ソ連の医師が試みたシチシンと呼ばれる物質。シチシンは、ある種の植物から抽出される。脳内のニコチン受容体を部分的に刺激しニコチンを吸った時と同様の状況を作りだすが、人体には快感も中毒性も与えない。

 シチシンは持続性が乏しく、2〜3時間ごとに服用しなければならなかった。しかし「バレニクリン」は1日1〜2回服用するだけで効果がある。どれくらいの期間、服用を続けなければならないかはまだ正確にわかっていないが、初期のテストは7週間または12週間で実施された。

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バレニクリン

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